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成績が上がらない理由

成績が上がらない理由

そこそこ勉強しているのに成績が上がらないのであれば、これが原因である可能性はかなり高いです。

「話を聞く」ことができない生徒が多すぎます。
め塾に入塾して来られる生徒のほとんどの方が「話を聞く」ことができない状態で入ってきます。下記の②〜④の状態で入って来られる方が多いです。

「話を聞く」にも色々とレベルがあります。
まずは

①右の耳から入って左の耳から抜けていくレベル
授業をこの聞き方する人はもちろん論外です。結局聞いていないということですからね?成績が上がるわけがないです。

②聞いているつもりになっているレベル
授業を聞いたつもりになっているレベルです。顔も先生の方を見ていますし授業もきちんと聞いています。でも、何が話されていたかが解っていないレベルです。厳しい言い方になりますがこれも話を聞いていないレベルです。

③聞いてはいるけれど頭に残らないレベル
授業は聞いていますが内容がわかっていないレベルです。話の要点が解っていないレベルです。何について話されていたかはなんとなくわかるのですが、わかるのは話のアウトラインだけです。内容は解っていません。
話を聞いていないというとかわいそうですが、頭に残らなければやはり話を聞いていないのと同じことです。

④授業が終わったときに授業のポイントが言えないレベル
これも授業は聞いているレベルです。しかし、今後知識として使えるポイントがずれているレベルです。③の生徒よりは良いのですが、これも厳しい言い方をすると話を聞いていないことになります。め塾に入塾した生徒は3ヶ月くらいでこのレベルになります。

⑤授業終了時点で今日は何を習ったのかをきちんと言えるレベル
これも授業を聞いているレベルです。このレベルの人は何を習ったか、が頭に入っているので授業を聞いた甲斐があった人たちです。め塾に入塾した生徒は半年くらいでこのレベルになります。(もちろんもっと早く成長する人も多々いますが)
ここで完成かと思いますが、まだ上があります。

⑥前回の授業で何を習ったのかを言えるレベル
先ほどの⑤の授業終了時に授業で何を習ったかを言えるようになっても、次回の授業の時に忘れてしまっていてはあまりにも寂しいです。そうならないように宿題があったりするのでしょうが、前回の授業から今回の授業まで宿題やったり必死に復習しなくてもきっちり頭に残っているように最初からしっかりと授業が聞けるようになった方が良くないですか?

学校ではこういう能力をきちんと試す時間はないと思います。学校の先生が悪いとかそういうことを言っているのではないですよ?念の為。1クラスの人数があれだけいれば、そんなところまで見てられないと思います。

しかし、現実問題としては①〜④のレベルの人たちが成績を上げたいと思って塾を転々とされています。どんな塾に行っても授業内容を頭に残すことができないのですから、このレベルの人たちは成績は上がりません。

まずは「話を聞く」能力をきちんと高める必要があります。
ここはやはり保護者の方が気づいてあげなくてはいけません。特に小学生にそんなことを気づけ、といっても無理だと思います。

まずはきちんと「話をきく」という能力を高めることから始めてみませんか?

め塾ではこのように勉強をするのに必要な能力をしっかりとあげていくところから始めています。