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勉強ができる子にするために その2

勉強ができる子にするために その2

勉強ができる子の特徴シリーズその2です。

勉強ができる子は一つの物事に対して考える深さが深いです。

  今日はあなたのお子さんの思考を深くするためのエクササイズを書きます。

エクササイズといっても、ママさんもお子さんも机にべったり座ってやるようなものではありません。

日常生活の何かの時にちょっとやるだけでずいぶんと変わります。

例えば・・・

一緒に買い物に行ったときに・・・

車や電車で移動しているときに・・・

お子さんと一緒にテレビを見ているときに・・・

ちょこっとやるだけで、ずいぶん思考が深くなることは間違いありません。

それは「そのジャンルのことを徹底的に出させること」です。

「オッサン、何言ってるねん?」

と思いましたね?

はい、では、オッサン解説します。

例えば、スーパーに一緒に買い物に行ったとします。

魚が特売日でした。

そこですかさずお子さんに次のように質問するのです。

「魚ってどんな種類があるのかな?」

最初は知ってる魚を色々と言ってくるでしょう。

でも、ほとんどの子はびっくりするくらい少ない種類しか言いません。

ほとんどの子は今までの生活で知ってきたであろう魚の知識にアクセスすることができません。

そういう時は

「お寿司で食べたものが魚じゃない?」とかヒントをあげます。

するともう少し魚の種類をいうかもしれません。

お寿司を食べない子なら、「今までスーパーで見てきた魚を思い出してごらん?」でもいいと思います。

あまりにも知らなければ少し教えてあげるのも良いかもしれません。

その日はそれで終わりです。

次に1週間後くらいにもう一度「魚ってどんな種類があるのかな?」と聞いてください。

これまたびっくりするくらい前回のことを覚えていません。

(もし、覚えている子がいたらそれは自慢してください!)

この時のコツは

①「間を置いた反復」

です。

これは頭の中へのインプットをより強力にしてくれます。

魚ではなりませんが、他のものだと思考方法の反復にもなります。

もう一つは

②「オールアウト」です。

子どもの頭の中の魚を全部出させることです。

これは子どもの根気をよく見てやってほしいのですが、根気のない子には最初からはおすすめしません。

これを鍛えておくと、今まで生活においてインプットしてきた頭の中のデータベースにアクセスして取り出すことを上手にする練習になります。

これができる子どもになると日常生活での全てが勉強になります。

テレビを見ても勉強。

マンガを読んでも勉強。

電車に乗っていても勉強。

ゲームをしていても勉強。

です。

これはママさんの根気も試されます。

でも、これは絶対にやっておいた方が頭が良い子に育ちます。

もし、面倒だったり、あまりに根気のない子だったりした場合は「め塾」に預けてくだださい。

勉強しながらその辺りもきっちりと鍛えていきます。