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人から応援される子

人から応援される子

社会に出たら、人から応援される人の方が人生を豊かに生きていると思います。経済的に豊かという意味だけでなく、色んな意味で豊かに生きていると思います。

でも、学生時代の勉強では人から応援されることはあまり評価されることはあまりありません。

小学校・中学校・高校・大学と、どちらかというと「人に頼らずに自分でやれ!」的なことを言われ続けて、社会人になったら急に180°反対の事を要求されても、なかなか難しいと思います。

なので、学生のうちから人から応援される要素を持った子に育ってほしいと思っています。

では、どういう人が人から応援されるのでしょう?

色々とあると思いますが、一つは一所懸命に頑張る子ではないでしょうか?

人は一所懸命にやっている人を自然に応援したくなるものです。

テキトーに手を抜いている人を応援しようとは思わないでしょう。

例えば営業マン。

仕事の時間中に喫茶店で時間を潰していたりパチンコをしていたりしてサボっている人がいくら商品の説明を上手にしたところで、上手に話せば話すほどウサン臭さが漂ったりしませんか?

話は上手でなくても、ポツポツと誠実に商品の説明を一所懸命に説明する営業マンの方から商品を買おうと思いませんか?

これ、中学生の時の勉強のスタイルがそのまま営業のスタイルになっています。

テキトーに学校の先生に怒られない範囲でズルをしたり課題をちょろまかしたり、できていないところを指摘されたら言い訳ばかりしする生徒。こういう生徒はだいたい前者の営業マンのようになる可能性が高いです。

逆に少々どんくさくてもきちんと課題をしようと努力する生徒や、決められたことはきちんとやり遂げようとする生徒は後者の営業マンのようになっていく可能性が高いです。

仮にズルをして成績が良くなったとしても、その生徒自身が成長して成績が良くなったわけではありません。それでいいのでしょうか?

仮にズルをして成績が良くなったとしても、その生徒はそれでも気分が良いのでしょうか?

そういうことはどうでもよくて、結果さえよかったらいいというような人は世の中にいます。

ズルやウソはいずれバレます。

いちいち本人の耳に入って来ないだけで、必ずと言っていいくらいにバレています。

そんな子ではなく、愚直にきちんと一所懸命に頑張って人から応援されるような生徒を育てるお手伝いをめ塾ではしています。

ただ単に成績を上げているのではないんです。

私たちは、そういうところに価値を感じていただける保護者さんと、一緒になって子育てのお手伝いを一所懸命にさせていただきたいと考えています。