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外で遊ぶと理科が伸びる!?

外で遊ぶと理科が伸びる!?

実体験の差が学力にも影響

 最難関中学入試の理科では、屋外で活発に遊んでいた子と、勉強ばかりの子とで大きく差が出る問題があります。物理分野、「物体の運動」についてです。まず“全ての子どもに共通して難しい問題”は、“実生活での体験に基づかないため、想像しにくい”ことが解けない原因です。例えば、「無重力空間や月面上での物理的な問題」などが当てはまります。一方、地上での「物体の動き」は、外でどれだけ遊んでいたかで理解度に差が付きます。例えば、キャッチボールで遠くまでノーバウンドで投げようとしたら斜め上の方に投げるとか、ボールを高いところから落とすと跳ね返りがだんだん小さくなるなど、遊びの中で物体の動きをイメージできるようになります。外遊びは実体験の機会、リフレッシュ、体力増進と一石三鳥。ずっと家にこもらず時間を決めて外で遊びましょう!

<取材協力>
渡辺智哉さん (個別指導教室SS-1 西宮北口教室教室長 理科主任講師)
最難関中学や塾情報に精通している。