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国語力アップは慣用句が鍵

国語力アップは慣用句が鍵

お子さんの語彙力と国語力には、家庭での日常会話が大きく関係しています。語彙力をつける方
法として、日常会話に慣用句を積極的に取り入れてみましょう!

おすすめは体の部分を使った慣用句。日本語には体の一部を使った慣用句がたくさんあります
し、そこから日本人ならではの身体感覚を知ることもできます。

例えば、「腹がすわる」「腹を割る」「腹黒い」といった表現によって、日本人は「腹」に本心や決意、考えが宿ると捉えてきたことが分かります。「胸が痛む」「胸を打つ」「胸が熱くなる」といった表現からは、「胸」は感情が動くところとして捉えてきたことが分かります。

お子さんと一緒に、「目」「耳」「鼻」「手」「足」「肩」など体の部分を使う慣用句をたくさん書き出し、例文も作ってみましょう。お子さんの表現力が驚くほど豊かになりますし、親子の会話も楽しくなりますよ!

<今月の講師>
辻村 瑛子さん
個別指導教室SS-1
自由が丘教室 国語科講師