新着ブログ

点数が上がるだけでいいですか?(中学生ver.)

我が子の勉強ができているのか、できていないのか、を

続きを読む

長島写真

め塾

茨木市

我が子の勉強ができているのか、できていないのか、を判断する材料は学校のテストだけですよね?

塾に行かせているのに学校のテストの点数が上がらなかったら塾に行っている意味がないですよね?

だから世の中のほとんどの塾は学校の定期テストの点数を取らせる勉強をしています。というかそれしかしていません。

ちなみにウチのりょうじ先生はテストの点数を取らせる名人です。

以前、あまり勉強が得意でない生徒がいました。りょうじ先生がテスト対策をとてもうまくやるもので生徒の実力を遥かに上回る点数をテストで取ってきました。生徒はとても喜びました。

そして次回のテストもりょうじ先生にテスト対策してもらいました。また90点台を取ってきます。そしてその次のテストも90点台でした。こうなってくると本人も親も勉強ができていると勘違いしてしまいますよね?それは仕方ないことだと思います。しかし、この生徒の実力は40点〜50点くらいしかありません。

その生徒が中3になりました。学校で実力テストがあります。実力テストはボロボロの点数でした。本人も親もとてもショックを受けました。テストの点数が90点台続出なら、どことは言いませんが、Iばらき高校とかKすがおか高校とかいけると思ってしまったんでしょうね。しかしそんな実力はありません。

実力テストの点数が悪かったのでその生徒は塾を辞めてしまいました。

この出来事から学ぶべき教訓が2つあります。

①学校の定期テスト勉強に命をかけない。

必死になって学校の定期テスト対策をしても、そもそも定期テストの試験範囲が入試や実力テストに比べるととてもとても狭いです。そんな少しの単元に必死になって勉強しても・・・点数が取れたとしても上記生徒のようになる可能性が大です。点数が取れなかったらそれはどうなん?って感じですよね。なので次の②がとても大切だと思います。

②普段から能力が上がる勉強をする。

定期テストの点数を一番手っ取り早く上げるには教科書ワークやよく似た問題をたくさんこなすことです。普段の塾ではそういう勉強をしているのではないでしょうか?で、中間テストの勉強をしまくって中間テストではそこそこの点数を取る。で中間テストが終わったら期末テストの勉強をしまくる。期末テストの勉強をしまくっていることには前回の中間テストの内容は忘却のかなた・・・

そんなのではなく、理解して勉強を進めるべきです。理解するとそうそう忘れたりしません。仮に忘れても思い出すのがとても早いです。理解して頭で考える勉強をすると記憶も定着します。頭を使うと頭も鍛えられます。頭が鍛えられると能力がアップします。例えば以前なら1時間かかっていた課題が10分でできるようになったりします。

能力がアップすると、中3になった時に忘れてしまっていた中1や中2の単元もすぐに元通りになり、仮に以前わからなかった単元も他の人の4分の1くらいの時間でできるようになり、入試の勉強にも大いに役立ちます。高校生になっても短時間でいろんなことが理解できます。

もっと言えば大人になったら仕事も短時間で理解もできるし短時間でこなせて「デキる」人になるのではないでしょうか?

だから今はできなくても、能力がアップするような勉強をすることがとても大切だと考えています。

極端な例を言うと

「あの人いい大学出てるけど仕事は遅いでできないよね」と言われる人物に育てたいか

「あの人は普通の大学卒なのに仕事はバリバリデキるよね」と言われる人物に育てたいか

だったら私たちは後者の方が良いと考えています。

ですから学校の定期テストの点数を追いかけるより、時間がかかっても今回の定期テストの点数を捨ててでも能力アップする方の道を進むべきだと考えています。

-->

穴の空いたバケツ

例えが非常に悪いのですが・・・ 私たちの頭は穴の空

続きを読む

長島写真

め塾

茨木市

例えが非常に悪いのですが・・・

私たちの頭は穴の空いた大きいバケツみたいなものだと考えてもらうと話がわかりやすいと思います。

どんなに優秀な人でも時間と共に知識は忘れていってしまいます。それはバケツに穴が空いていて知識の水が漏れていってしまっているとイメージしてください。優秀な人はバケツに小さな穴が空いているイメージです。

それぞれの人の頭のバケツは穴の大きさは様々ですが穴が空いています。先週教わったことが綺麗さっぱり頭の中から消え去っている人は大きな穴が空いているイメージです。

例えば毎週学校で10Lの水を頭のバケツに入れるとします。優秀な生徒は翌週に7Lくらい残してきます。優秀でない生徒は翌週に2Lくらいになっています。人間である限り水は絶対に漏れます。でも、なるべく漏らさないようにしようとみんな色々と頑張っているわけです。

問題は5Lくらいの水が残る生徒の保護者がそのことに気づいていない場合です。いろんなことを言ってきます。

「うちの子にはもっと水を入れてもらえませんか?」

→水をいつもよりも多く入れられた生徒は辛いですし、残る水の量もやはり5Lです。よくて5.1Lでしょうか。ものすごい勢いで水が漏れるだけでむしろバケツの穴が広がってしまうリスクがあります。

「先生の水の入れ方が悪いんじゃないかしら?」

「サントリーの天然水じゃなく、エビアンにしたらもっと残るんじゃないかしら?」

→こう考える人は塾を変えてしまいます。

基本的にこういった人たちは我が子のバケツの穴のことに気づいていませんから、我が子の頭のバケツに水がたまらないのは他人のせいだと思っています。お母さんが他人のせいだと考えていますから、生徒自身も自分は悪くないと考えています。この発想でいくら考えたり努力したりしても全て無駄です。

根本的な解決策は「バケツの穴をふさぐ」です。我が子の頭のバケツに水がたまらないのはバケツの穴が大きいからです。そのことにちゃんと気付いてあげて現実を受け入れるところから始めなくては、何かの調子でちょっと多く水が溜まったりする時があるかもしれませんが根本的には変わりません。

「バケツの穴をふさぐ」=「頭の能力を上げる」

ということです。能力を上げることなく勉強をいくら頑張っても穴の空いたバケツに水を入れるのと同じです。毎週10Lの勉強を教わっても5Lしか残せない子が高校生になったり大人になったりして、20Lの水を入れるようになっても10Lしか残りません。30L入れるようになっても15Lしか残りません。そういう大人の方は結構いっぱいいます。私はそういう人の中学時代が容易に想像できます。

今、小学生や中学生のうちに「バケツの穴をふさぐ」勉強をさせませんか?学校のテストの点数なんてちょっとの間悪くてもバケツの穴をふさいだ方がこの後ずっと子どものためになります。でも、ほとんどの塾はバケツの穴をふさぐ勉強をさせません。

なので、め塾で「バケツの穴をふさぐ」勉強をさせませんか?という提案です。